クレジットカード現金化するとカードを利用停止される?

クレジットカードを現金化すると、それをきっかけにカードが停止されてしまうことがあります。
クレジットカードの利用規約では、換金目的や現金化を目的としてカードを使うことを禁止しています。
カード会社では、こうした規約違反やカードの不正利用を防止するために、決済を監視しています。
もし違反が発覚すれば、カードの停止や退会処分などの措置が講じられるでしょう。
しかし、その一方で、クレジットカード現金化のすべての取引がカード停止につながるわけではありません。
「現金化目的かどうか……」
「不正利用かどうか……」
カード会社でも判断が難しい微妙なラインがあり、実際に多くの現金化取引が網の目をすり抜けているのも事実です。
この記事では、
- カード会社はどうやってカードの利用停止を行うのか?
- どうすればカードを止められずに現金化できるのか?
について解説していきます。
目次
カード利用停止になるのはどんなとき?
クレジットカード現金化をしてカードを停止されたり、カード会社から連絡が来るときは明確な理由があります。
カード会社も闇雲にカードを止めているわけではありません。
では、具体的にはどんなときにカードが利用停止になるのでしょうか。
それが以下の3つです。
1) 金券など換金性の高い商品の購入
2) 高額決済を行った
3) 特定のカードを使った
停止理由 | 具体例・キーワード |
---|---|
1)金券など換金性の高い商品の購入 |
Amazonギフト券を連続購入 鉄道回数券・商品券を短期間に集中購入 貴金属やブランド品をまとめ買い |
2)高額決済 |
利用限度額ぎりぎりの決済 同一商品の大量購入 いつもと異なる地域・オンライン店舗での決済 |
3)特定のカードを使用 |
三井住友カード系(Oliveフレキシブル ほか) 楽天カード・PayPayカード・au PAYカード など =監視システムが過敏なカード |
1) 金券など換金性の高い商品の購入
クレジットカード会社は、顧客のカード決済状況を常に監視しています。
「これは不正利用ではないか」と疑われやすいカード決済の特徴として、金券など換金性の高い商品を頻繁に購入しているケースがあります。
一般論で言えば、金券を購入すること自体は規約違反でも何でもありません。
プレゼント目的でAmazonギフト券を購入したことがあるという人も少なくないでしょう。
ギフト券は換金性の高い商品ではありますが、クレジットカードで購入したからといって、すぐにカードを止められるわけではありません。
しかし、換金性の高い金券の購入があまりに頻繁だと、カード会社は不正利用や現金化を疑います。
この疑いが原因となり、クレジットカードの利用停止につながるわけです。
2) 高額決済を行った
クレジットカードで高額決済を行うことも、利用停止のリスクを高めます。
クレジットカードは手軽に支払いができて便利な反面、不正利用との戦いがあります。
特に高額決済の不正利用があると損害が大きいため、カード会社側も注意を払っています。
そのため、仮に不正利用の意図がない普通の決済でも「念のための利用停止」が発動する可能性があります。
特に、利用限度額ぎりぎりの高額決済、同じものをまとめて決済した場合、いつもとは違う地域でカードが使われた場合など、複合的な要素が重なってカード停止の判断につながります。
3) 特定のカードを使った
止められやすいかどうかはカードによっても異なります。
どのカード会社も不正利用を防止しようと努めていますが、過敏に反応するカードもあり、そのようなカードで現金化を行えば利用停止のリスクが高くなります。
反応が過敏で、よく利用停止措置を取ることで有名なのは、ナンバーレスで話題の某メガバンク系カードや、テレビCMでもおなじみ大手ECサイト系カード、通信会社系カード、コード決済サービス系のカードなどが該当します。
逆に、法人カード、信販系プロパーカード、メガバンクでも三菱系のカードなどは利用停止されることは少ないです。
- 小売店カード
- 通信会社系カード
- ネットショッピング系カード
- コード決済系カード
これらのクレジットカードで高額商品や金券、チケットなどを決済した結果、「急に利用停止された」という経験をした人はかなりの数に上ります。
反応が過敏ですぐに利用停止するクレジットカードは現金化での利用を避ける、あるいは使う際には使い方に気をつけることが重要です。
カードを停止されない3つの方法
以上を踏まえ、クレジットカード現金化をしてもカードが止められにくい方法を考えてみましょう。
利用停止を避けるために知っておきたい方法は以下の3つです。
- 頻繁に同じものを購入しない
- 高額決済をする時はショッピング枠ぎりぎりを避ける
- 現金化サイトを使って間接的に現金化する
同じものを頻繁にクレジットカード決済しない
同じものを頻繁にクレジットカード決済していると、カード会社の監視の目に留まりやすくなります。
たとえば、
- Appleギフトカードを連続して何度も購入している
- 数時間ごとに鉄道回数券を複数回購入している
- ブランド品や貴金属店をはしごしている
このような購買行動はカード会社にも捉えられやすく、クレジットカード利用停止のリスクが極めて高くなります。
もし複数回にわたってカード決済する場合は、少し期間を空けることが重要です。特に金券やチケット類の連続購入には注意が必要です。
高額決済をする時はショッピング枠ぎりぎりを避ける
すべての高額決済でクレジットカード利用停止措置が取られるわけではありません。
高額決済の中でも、特にクレジットカード現金化を疑われて利用停止されやすいのが、ショッピング枠ぎりぎりの決済です。
例えば、ショッピング枠が30万円のカードで298,000円のものを買うなど、限度額ぎりぎりの決済が該当します。
「どうせ現金化するから限度額を全部使い切ってしまおう」という現金化時にありがちな傾向が現れるためです。
同様にキャッシング枠を使い切っていたり、リボ払いの残高が上限に張り付いている場合も、ギリギリの決済とみなされて制限の対象になることがあります。
現金化サイトを使って間接的に現金化する
利用停止されにくくする方法の一つとして、現金化サイトを利用するのも有効です。
情報に通じた優良業者なら、カード会社やカードブランドごとの利用停止措置の傾向にも精通しています。
クレジットカード現金化は迅速に現金を調達できるメリットがある一方、やり方を間違えるとカードを止められてさらに苦境に立たされる事態に陥る可能性もあります。
賢く資金調達に役立てるためには、カードが利用停止されない方法を知っておくことが大切です。
自分で対処する自信がない場合は、利用停止されずに現金化できるノウハウを持ち、アドバイスをしてくれる現金化サイトを活用しましょう。
