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クレジットカード現金化をすると後悔する?

更新2024-09-19

クレジットカード現金化は、カードを持っていれば審査は必要とせず、仕事や収入に関わらず利用できるということで、一部の層から根強く支持されている資金調達法の一つです。

しかし、お金に関わることでもあるため、トラブルも多く、カード会社をはじめ各種関係機関からも注意喚起がされている通りです。

後々、後悔しないためにも前提として知っておいた方がいいこととしては、こうしたことからも分かる通り、一般的に推奨される資金調達法ではないということです。

今回はクレジットカード現金化を利用して後悔したという方々にお話を伺い、具体的にどのような後悔があったのか調査して、事例集として紹介させてもらいます。

返済が滞って多重債務に陥る

クレジットカード現金化を利用したことによる後悔で最も多いのが返済に関するものです。

クレジットカード現金化を利用して資金調達をすると一時的に懐は温まるかもしれませんが、使った分は後からしっかりと返済に返ってきます。

安易に現金化を利用してしまったがために返済が滞り、結局はお金が返せずに多重債務に陥ってしまうという人は少なくはありません。

一括払いであれば、最短で翌月の引き落としで全額支払いが発生しますし、リボや分割払いであれば、月々の返済が少なくなる代わりに返済期限が長期にわたります。

このように返済計画が見通せない状態で、安易な利用をすると多重債務へ陥る危険性があります。

カードが使えなくなった

クレジットカード現金化をしたことをきっかけにカードが利用停止になり、後悔するという人も少なくありません。

クレジットカードは、換金性の高いものが購入されたり、不自然なカード利用があったとき、不正利用を防ぐためにカードの利用を停止させる仕組みがあります。

クレジットカード現金化でも、高額な商品や普段利用しないようなカード決済をすることこから、カード会社の監視システムに引っかかって、カードを止められるということが時々起こります。

一時的な利用制限であれば、カード会社へ連絡をして復旧してもらうこともできますが、悪質と判断された場合や、換金行為を疑われるような使い方が続くと、カードは復旧されず、最悪、退会処分となることもありえます。

普段使いのカードが使えなければ、生活に欠かせない買い物やサービス利用ができなくなるリスクもあり、現金化できないということだけでなく、日常生活にも支障をきたしかねません。

無理な高額決済や、換金性の高い商品をカード購入するような現金化には十分ご注意ください。

信用情報に傷がついた

クレジットカード現金化を利用しただけであれば、クレジットカードで買い物をしたのと変わらないので、信用情報に記録が残ることはありません。

しかし、クレジットカードの返済が滞り、滞納が続けば、いずれカードが止められて信用情報にも傷が残ることになります。

信用情報は、他の金融機関とも共有されるため、他のカード会社で新たなカードを作ろうとしても信用情報を理由に、カードが作れないということも起こり得ます。

債務整理ができなくなる

多重債務から抜け出そうと債務整理をする場合もクレジットカード現金化をしていたことが不利に働くことがあります。

債務整理は自己破産などの手続きを通して借金を免除したり、返済計画を見直したりしてくれる制度ですが、クレジットカード現金化をしていると免責が受けられなくなることがあります。

もちろん、実際には、金額の多さや悪質性の有無をもって裁判所で判断されることなので必ずしもというわけではありません。

しかし、制度の悪用が認められたり、返済しないことを前提にカードを利用してれば、免責不許可事由に該当するリスクがありますのでご注意ください。

罪悪感や不安が拭えない

現金化を利用したことに罪悪感を感じるようになり、やらなければよかったと後悔する人も少なくありません。

クレジットカード現金化はそもそもクレジットカードの利用規約に違反する行為で、もしカード会社にバレて指摘を受ければ苦しい立場に立たされるのは確かです。

違反行為をしてしまったことや、カード会社にバレてしまったらという不安とが相まって、間違ったことをしてしまったのではないかという意識が罪悪感を招く原因になります。

また、家族や配偶者に内緒で利用したため、家族にバレることを不安に思うという人も多いようです。

もし、家族にばれれば、どうしてそんなことをしたのか追求を受けることになるかもしれませんし、安易な方法で問題を解決しようとしたことを責められるかもしれません。

こうしたクレジットカード現金化に対する後ろめたい気持ちが、漠然とした不安や罪悪感となって、利用したことを後悔することにつながることがあります。

電子ギフト券が無効化された

クレジットカード現金化のやり方は様々ありますが、その中でも増えているのが、電子ギフト券を使う方法で、ギフト券が無効化されたりアカウントが停止されるトラブルです。

電子ギフト券の現金化は、Amzonギフト券などの電子ギフト券をクレジットカードで購入して、買い取ってもらい現金化させるという方法ですが、Amazonではギフト券の売買を規約で禁止しています。

疑いがかかると、購入したギフト券を無効化させたり、Amazonアカウントの利用停止などの対抗措置が取られることもあります。

そうなると、購入した代金は返ってこないのにギフト券も使えなくなり、現金化もできず、まるまる損となることもあります。

電子ギフト券の売買についてはこうしたトラブルが増えていて、現金化をした際の後悔の原因にもなっています。

悪徳現金化業者に引っかかった

悪質な営業をしている現金化業者に引っかかってしまい後悔させられたという話もよく聞かれます。

よくあるのが換金率や手数料に関するトラブルです。

振込金額があらかじめ説明されていた金額よりも少なく、説明を求めると、あれこれと手数料が差し引かれていたことが分かったというケースなどです。

こうしたケースでは、申し込み時に送られてきた契約書などを見返すと、確かに手数料のことが書かれていたり、同意されていることになっていたりします。

ちゃんと確認しなかった自分も悪いという負い目もあり、すでにカード決済が済んでしまっている状態で、苦情をいったところで水掛け論になるのは目に見えています。

なにより、すぐにでも現金を調達しなければと追い込まれているので、しょうがなく泣き寝入りするという人もいるようです。

明らかな詐欺であれば対処のしようもあるのですが、悪質な業者はうまく抜け道を使って営業しているので、こうしたトラブルに巻き込まれて後悔させられる人は少なくありません。

まずは、身元の不確かな怪しい業者とは取引をしないということが大前提ですが、もし被害にあった場合はできるだけ早めにしかるべき機関へ相談することをおすすめします。

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